解体現場の話
夜に道を歩いていると、家の解体途中の現場にいきなり遭遇するときがあります。(ふつう遭遇はいきなりするものなのでいきなり遭遇は二重〜の感じです?と私の中の暗黒微笑が言っている もう1人の僕←下僕の略 完璧を求めて人はだめになって行く…このときの「人」は関西人以外を指しています モノリンガルに明日はない(当方半リンガルなので12時間先すらmeiyou ))
それは置いといて解体現場に遭遇したとき思わず
(◞‸◟)←この顔になる 嬉しすぎて
(◞‸◟)「エロイムエッサイム エロイムエッサイム」
写真撮ってしまう
昼間に解体してるときはうるさーぐらいにしか思ってないしどうでもいいけど夜に解体途中の場面見ると絶対写真撮る
まず、この重機が止まってるのがめっちゃいい
はっきり言ってヤバい
これはヤバい
壁とか床のNAKIGARAにガッ!と差し込んだところで止まってる。
これはもう、一瞬を永遠に引き伸ばす魔法です。一瞬で持ち上げられて移動して捨てられるその区切りようのない時間が寄せては返す波となって繰り返されます。動作は罪です。止まることが動作をやっと穏やかにする。
でもそれが今は重機みずから差し込んだまま、NAKIGARAは持ち上げられることもなく夜のさざ波リスナーになる。夜は永遠です。KIMIFUSAもそう言っています。特に土曜日の夜は永遠に世界を満たしながらゆっくりと全員を終わりに追いやります。土曜日の夜は永遠ということはみんなが知っていて、みんなが知らないのは例えば金曜日の夜です。でも今わかった通り重機は夜の海に局をあわせて聞いています 万人皆YouTuber そんな寂しい世界に解体現場は語りかける 重機を通して赤と黒のA.U.T.O.S.T.O.Pは団地をいちょう切りにする
夜が先か解体現場が先かといえば間違いなく寺山修司 青少年のための自殺学入門 何が魔剤ンゴですか?おもしろ荘の楽屋で横になり 近くの他人に語りかけて 読書はダリの中